乳幼児湿疹
乳幼児湿疹が酷かった我が子。
乳幼児湿疹に悩んできた友達や知り合いにも、どんなことをしてきたのかの沢山のアドバイスも頂きました。
私が今まで自分自身にしてきた、アトピーを改善する昔の知恵や食事も駆使してきました。
それでも子供の乳幼児湿疹は中々よくならず、4件の病院+電話で2件のお医者さんに見ていただき、少しずつ改善しました。
お医者さんもアトピーかもしれないも諦められていた我が子の乳幼児湿疹の状態を、どのようにして、完治させていったのか?を書いていきます。
まず、私の経験上、
ステロイドで、かなり辛い思いをしてきたので、子供に同じ思いをさせたくなくて、できるだけステロイドを使用しない治療を望みました。
最初に向かった一件目の病院では、薬を使わないで漢方を処方してくれるお医者さんでした。
日に日に酷くなる乳幼児湿疹。
次第に体にも出てきてしまい、アトピーなのかもしれないと、とっても悩みました。
(七ヶ月、まだ出てました)
私が行った病院の4件のうち、3件の病院からは膝の裏や肘に出ていない場合アトピーではない。or アトピーかはまだわからない。
と言われていました。
【母親の気持ち】
我が子が痒そうで可愛そうなのは勿論ですが、広場や交流会の保育士さんや保健士さん助産士さんや、通りすがりの人、実の親、義理の親に
『かわいそうに。。。』
『痒そうだね。。。』
と、顔をしかめて我が子を見ながら言われるとき。
心が締め付けられる気持ちでした。
なぜかって?
一番悩み、考え、どうにかしてあげようと翻弄しているのは、他の誰でもなく母親の私です。
主人は夫育ての三徳のお陰で、育児を楽しんで参加してくれていましたが、乳幼児湿疹の病院を調べたり症状を考えたりすることはなく、「なんでこんなになっちゃうんだろうね?」と私に聞いきていました。
今考えると、そもそも私が子供の乳幼児湿疹の心配をしていることを、きちんと伝えていなかったので、私の伝え不足だったなと反省してます。
寝不足との闘いと育児、家事をしながら、睡眠時間を削り、病院や似ている症例を探し、私の人生で私の病体に試してきた事のメモを見直しもしていました。
あまりの忙しさと、中々治らない子供の乳幼児湿疹に、悪気のない『可哀想に』は心にグサリとささり、
「かわいそうに」といわれると、痒がる我が子を尚更、可哀想と感じてしまい、早く良くしてあげないと!
と、焦る心から精神的な余裕がなくなっていました。
余裕のない精神状態での育児をしていると、乳幼児湿疹の原因は、自分にあるのではないか?と、責めるようになりました。
外出を控えようかどうしようか。。とても悩みました。
でも、、外に出ないということは、他の人との交流を見せてあげることができません。
子供が人とのつきあい方を学ぶ場所がなくなってしまいます。
どういうことか?というと、心理にはミラーリングという心理があります。
見本となる人が行動で示し、見せてあげる事で子供が学べて、向上心を持つ事ができるのです。
子供からしたら親が見本です。
親が虫が嫌いで騒いでいたら、子供も大騒ぎすることが多くなります。
ミラーリングと子育てに関しては奥が深いので、特に現代は複雑なため、発達障害もとても多く一概に全てとはいえませんが。
このあたりの事はまた、機会があれば書かせて頂けたらと思います。
私の身勝手な判断で子供の未来を潰してしまうわけにはいかないと、
自分を奮い立たせて、他人との交流することの大切さを伝える為に、赤ちゃんの集まりに積極的に行くようにしました。
赤ちゃんの集まりでは、我が子の乳幼児湿疹の酷さから、保育士さんから「どうしたの?」と聞かれていました。
やはりきたか、、、と思いましたが、『可哀想』と、言われる前に、これ以上私が傷つかない為に自分から『乳幼児湿疹が中々よくならないんです』と、先回りして言っていた事もありました。
ここで疑問がでてきます。
可哀想、つらそう。と言葉だけは無責任に出せるのに、何一つ解決策の提案がない事です。
病院の紹介でも、なんでも良いと思うのですよね。
「無責任さ」というのは、虐待に繋がります。私が子供の乳幼児湿疹で学ばさせて頂いた1つは、悲しいことに「無責任な大人が多い」ということでした。
自己防衛の先回り「中々良くならない」という私の言葉も、我が子の細胞は頑張ってるのだと思うと、子供に対して失礼に感じるようになりました。
失礼に感じるようになったきっかけは、
子供の乳幼児湿疹が、様々な対策をしても良くならないまま、数ヶ月が過ぎた頃、家族でデパートにいったときに、真っ赤な顔した我が子を高々に抱っこして外を見せてあげている夫をみていたら、なんだか感動をしてしまって。
私が感じるプレッシャーと、子供の症状は関係ないのに、私は何を気にしていたのだろう?と思えるようになりました。
それからはお陰さまで、
「この子が痒いのは事実だし、かき崩していても可愛いのは変わらないのだから、他にやれることや、原因探求をもっと頑張ろう!」
と、思えるようになり、気にせずに外出し、勇気は必要でしたが、気にせずに堂々としていられるようになりました。
よくよく考えれば、
我が子からしたら
「なんでそんなにジロジロ見てくるの!落ち着かないよ~」
となる方が、余計に気持ちが伝わり悪化しやすくなります。(久徳先生の母原病参照)
なので、気にしている私を、気にしないようにしました。
お乳をあげてるときだけ、体温が高くなり掻くのが癖になっていたようなので『お乳美味しいね~』と声をかけながら、少しだけ手を止めてあげるようにし、他は好きに掻かせていました。
きっと私と同じように、
乳幼児湿疹やアトピーを持つ、お子さんをお持ちのお母さんは同じように悩むのではないでしょうか?
参考になるかはわかりませんが、
中々良くならない乳幼児湿疹とアトピーを持つお子ちゃまのママの為に、
伺ったお医者さんが話していた事と、私が試してきた事を書いていきたいと思います!
一例として参考になりましたら嬉しいです。
まだ赤見がましな時です。
この写真の少し前は、ほっぺがジュクジュクして、おでこにかさぶたが沢山ありました。
スベスベの子を見るたび、頬擦りできそうなほっぺが羨ましくて、羨ましくて。
でも!ジュクジュクで頬擦りできないぶん、沢山のハグと、沢山観察する機会をもらえて、笑ってくれるツボを沢山見つけられたのでラッキーでした😍