乳幼児湿疹② 母乳と乳幼児湿疹
乳幼児湿疹、アトピー症状を持つ子供の母親の心の葛藤の記事はこちらです。
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①一件目、
『漢方を処方するお医者さんの病院へ!』
自宅から車で一時間ほどの場所にある、ほとんど薬を使用しないで漢方を使用する皮膚科の病院に行きました。
大阪の中でも、知る人ぞ知る所かと思います。
実は、先生の書かれている論文や研究資料は、本当に素晴らしい!と思い、地元関東に住んでいる時から注目をしている病院でした。
乳幼児湿疹かアトピーか、判断出来ないといわれている時期でしたが、お医者様からは『アトピー』と診断されました。
乳児に処方できる漢方はないらしく抗生物質と殺菌液を頂きました。
一件目のお医者さんから言われたことは、
乳幼児湿疹もアトピーも毒を出しているのだから治そうとしない。
掻かせておく。
掻きすぎて痛ければ自分で止める。
薬で唯一使えるのは抗生物質のみ。
抗生物質以外は人の免疫等で治せる。
との事でした。
とても研究熱心な大学教授のお医者様です。
難病を治してきた実績も多くあります。
ただ、方法として一般の病院の先生には受け入れられないようで、今度書く4件目に伺ったお医者様はよく思われていませんでした。
アトピーに関して、先生のおっしゃることは、私も研究してきた事と近くて、おっしゃる通り毒を出しているとわかっていました。
わかっていましたが、掻きすぎてとれてしまうミトン。
爪を短くしていても痒い痒いをしている我が子の顔がどんどんジュクジュクしているのを見ていたら可哀想になってしまいまして。
かきむしる手を止めるのに眠らない日々が続きました。
「かかせておく」事を出来なかった、私の心の弱さが出てしまった。。。と、反省する日々でした。
アトピー等は体内で処理をしきれないものが皮膚に出てくるといわれています。
(体内で処理しきれないものが皮膚を突き破って毒として外にでる。
いわゆる『排毒』です。
最近、『排毒』という言葉も増えましたね。
元々、東洋医学の考え方も『排毒』の考え方が強いですよね。
日本の発酵食や昔ながらの食事は排毒しやすいものがとても多いですので、私達日本人の体内酵素等に合っている、利にかなった生活スタイルなのかもしれません。)
大人であれば、ある程度の食事等を変えればアトピーは治りやすいです。
なぜかと言うと、私は大人になってから太陽アレルギーとなり、全身に出たイボのようなアトピーで半袖も着れない酷い症状が、8年かけて治ったからです。
私が酷いアトピーになったときは寝る間もないくらい忙しく、仕事をしていました。
職場では責任のある立場をさせていただいていたので、中々お休みをとることができませんでした。
ご飯を食べる時間も中々とれず、簡単に食べれるコンビニや惣菜、手作りしても植物油を使用した炒め物や、パンでした。
諸事情があり実家にいた頃でしたが、洗濯機を貸してもらうことも、冷蔵庫を借りることができなかったので、
洗濯物は手洗いをし、冷蔵庫に入れなくて良い日持ちのするものか、すぐに食べて残すことのない物を選んで購入していまきた。
更にほぼ毎日、親族の愚痴の電話に数時間付き合わなければいけませんでした。
「寝る時間がないからまた今度でもいいかな?」と、親族の電話を断れば、なん十件の着信や私への怒りの長文メールが送られてくるという状態でしたので、寝不足と仕事の忙しさと親族からの対応で、精神的にヘトヘトになっていました。
もし、時間の余裕もあり、私を苛める親族としっかりと距離をとれるようになっていたら、もっと早くにステロイドばかりに頼らないで、食生活や生活の悪さに気がつけて、アトピー症状は治っていた事でしょう。
ただ、中々治らなく、完治に長くかかったからこそ、様々な治療をされているお医者様に見ていただくこともできました。
私の状態なら、今回のお医者様のおっしゃる体内で処理をしきれない原因があることは予測できます。
ですが、乳幼児が体に入れているものは母乳かミルクしかありませんでしたので、母乳の原因を一番に考えていました。
私の友人は、母乳を止めた当日に湿疹がなくなったといっていたので、母乳と乳幼児湿疹の関係もお医者さんに聞いてみたら『母乳は関係ない』との事でした。
それを証拠に、
私の普段の食事は和食です。
食材、調味料もこだわり、顆粒だしも使用しません。
卵もパンもお肉もほとんど食べません。
お肉は特に食べません。
卵を食べるときは平飼いのみです。
電子レンジも使用しません。
お菓子も手作りが多いのでお付き合い以外ではあまり食べません。
母乳を止めたら乳幼児湿疹が止まった友人は、普段の食事で洋食や油もの、レンチン、冷凍食品が多いと話していました。
ためしに、私も母乳を3日間止めました。
我が子の乳幼児湿疹にも少しだけ効果があったように感じましたが、ほとんど変化はありませんでした。
乳幼児の免疫力になる母乳は再開し、母乳で足りない分は、母乳成分に一番近いと言われている、オーガニック粉ミルクのヤギのお乳をあげていました。
オーガニックの粉ミルクが必要な方、参考までにリンクを貼ります。
ヤギのお乳は便秘になりにくく、アレルギーもでにくいとも言われています。
我が子は、
下記の粉ミルクと混合にしてから離乳食までは便秘になっていません。
最初に取り寄せたオーガニックの粉ミルクは、ドイツのヤギのお乳。
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次に取り寄せたのは、非常に自然に作られたニュージランドの最高級ヤギのお乳です。自然にグルテンを含まず、遺伝子工学が全く行われていないそうです。
サイトはこちら→Bambinchen
動画も貼り付けておきますね!ただ、日本語ではありません!
Bambinchen 2 - Folgemilch aus Ziegenmilch
今の科学で人の体が全て、解明されているわけではないので我が子の乳幼児湿疹、アトピーの原因が、完全にわかるのは難しくても、自分自身の経験から、
せっかく生まれてきてくれた我が子の症状の原因をできるだけ知り、できることをしてあげたいと思いました。
毒を出している物の原因を知りたくてお医者様に伺ったところ、世の中に何千種類もある化学物質に反応しているからわからない。とのことでした。
経費毒も考えて、大人が使用する布団も一式変えました。
一般の洗剤や柔軟剤は使用していません。
あと出来ることはなんだろう。。と、考えて、夫婦で話し合いをしても中々出てきませんでした。
他にヒントになることはないかな?とヤキモキしていた私は、
解決策のヒントを見つけないと納得できない性格なので、二件目の病院に行くことにしました!
もしかしたら、一件目のお医者様が話していた事とリンクして、普段見ている赤子の状態と照らし合わせていたら、見落としていた事がわかるかもしれませんからね!
赤ちゃんは新陳代謝が激しいと言われていますし、他のほとんどの生き物は命の危険があるため、生まれた瞬間から動きますが、人の赤ちゃんは驚くほど自力でできる『何か』がありません。
子供を産んでから、『何か』がないからこそ母親がよく見て、観察し、触れあう必要があるのだなと思いました。
なので、見えているだけの症状だけでは決められないのかも!とも思いました。
ちなみに、
一件目では塗り薬の漢方を頂きました。
おでこと頭皮の瘡蓋(かさぶた)には効いたようで、塗ってから数日で、面白いように瘡蓋がポロポロととれました。
頬は、何度やっても塗ると痛がっているように泣いていたので、塗るのをやめてしまいました。
症状を押さえるものではないので直ぐに効果が出るものではないですが、合う子には合うかもしれませんね!
処方された漢方薬は以下でした。使用方法がありますので、必ずお医者さんや漢方薬局などに相談してくださいね!
参考までに貼り付けします!
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お読みくださりありがとうございました。